V C A 社

 『バーチャル・コンピューティング・エニィ社』の略称。『エニィ』はさらに『エニシング』の略となっており、社名を日本語に直訳し、コンピュータによる仮想の何でもを取り扱う企業、と考えれば概ね正しい。
 西園寺グループの大規模資金投資を受け世界初の仮想世界体験ポッド『VCA‐P』とゲーム『仮想のモイラ』を開発した。


西 園 寺 グ ル ー プ

 挙げればキリが無いほどの多くの産業に手を伸ばしている、これまた多くの関連企業をまとめた総称。大元は海外との貿易を生業とする西園寺運輸。VCA社に多額の投資を行い、それを理由に会長は自身の孫である西園寺 雅彦のVCA‐Pエキシビションへの優先参加権をもぎ取った。実際はエキシビション参加権よりも、VCA‐P技術を自社グループ関連企業にまわす手段を探していたがゆえの投資だと思われる。


V C A ‐ P

 通称『ブイ・キャップ』。VCA社が開発したゲームポッドの名称。おもちゃの入ったカプセルのような形状で、このポッドに乗り込み、各種必要な情報を入力することで、ゲーム世界に転送される。プレイヤーは自身のパーソナルデータそのままのキャラクターで、実際にゲーム世界内に自分が存在するかのような感覚で冒険が出来る。


公 開 エ キ シ ビ シ ョ ン

 VCA‐Pと仮想のモイラの完成を記念して行われるイベントの1つ。事前に集めた参加者達に実際にゲームを行ってもらい、ゲームの様子を公開。その映像やイベント後の参加者の感想などをメディアに報道してもらうことによって世界初のゲームを広く知らしめようというもの。


一 般 参 加 者 / 優 先 参 加 者

 参加者は二つの方法で選び出された。一般参加者は各種雑誌やHPなどで行われた募集要項にそって集められた参加志願票の抽選の結果で選ばれ、優先参加者はVCA社への投資企業の関係者やゲームの大会などで有名な者などが名指しで選ばれた。


第 1 弾 ゲ ー ム『 仮 想 の モ イ ラ 』


 VCA‐Pの第1弾ゲーム。設定された仮想世界で『鍵』と呼ばれるアイテムを探すゲーム。


レ ギ ュ レ ー シ ョ ン

 ゲーム、仮想のモイラを遊ぶ前に決めるルール。大まかに『個人戦』『グループ戦』『ホルダー戦』がある。個人戦は参加者が全員個別に鍵を探し、グループ戦は複数のチームに分かれてどのチームが先に鍵を入手するか競う。ホルダー戦ではランダムで誰がが鍵を所持しており、鍵持ち(ホルダー)は制限時間内を逃げ切れば、他の参加者はホルダーから鍵を奪い取れば勝利。
 これらを選択した上で、個人戦ではさらに『制限』『自由』という項目も設定する。これは、チームを組む制限・自由である。個人戦ではチームを組んでもチームメンバーが鍵を入手した場合自分は負けとなる。味方をどこで裏切るか、どこまで信用するか。人間不信に陥りそうなルールである。




 仮想のモイラに登場するアイテムの1つ。これを他のプレイヤーに先駆けて手に入れることがゲームの最大目的で、勝利条件。妖魔の暴走事件から脱出するには、外部が気付いて救出に来てくれるか、自力で鍵を入手しゲームをクリアするしか方法が無い。


ア イ テ ム

 仮想のモイラ世界内に落ちている道具など。全て見たまま、知っている通りの使い方が可能。各アイテムは「これがアイテムです」と特別に示されているわけではなく、取ればそれが即ちアイテムになる。置いてある消火器も生えているチューリップも、手に取った瞬間から貴方のアイテム。


妖 魔

 仮想のモイラ世界内に登場する敵キャラクターの総称。現実世界にいる動物のようなものから、人間型、巨大異形生物など種類は様々。この妖魔の襲撃から生き延びることがゲームでのプレイヤーの目的のひとつ。


鉄 球 お 化 け

 西園寺 雅彦の目の前で虐殺を繰り広げた妖魔。照井 菊子が命名。巨大な鉄球を振り回す巨大な妖魔で、見たまんま。


不 適 格 者


 照井 菊子が西園寺 雅彦を突き飛ばして助けた際、口走った言葉。意味は不明。

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